万葉歌人も愛した花 ホトトギスと仲が良い ウツギ 日本自然保護協会自然観察指導員金子昇 富岡西在住 金沢区 磯子区 タウンニュース
卯 (う)の花を詠んだ歌 万葉集には24首に登場します。 その多くが、 霍公鳥 (ほととぎす) とセットで詠まれています。 「卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて。 。 。 」という歌を聞いたことがありますよね。 Many of the poems on which Unohana is wrtten卯の花(うのはな) 初夏 空木の花のこと。 開花は五月中旬~六月頃。 白く清々しい花を咲かせる。 古歌には月光のようとも雪のようとも詠われる。 旧暦四月(卯月)ころ咲くことからこの名がある。 茎が空洞なので空木(うつぎ)ともいう。 「夏は来ぬ」の唱歌にも歌われているように、夏の訪れを感じさせる花である。 『花火草』(寛永13年、1636年)に